データで見る余暇の重要性

余暇とは、自分の自由に使える余った時間

出典:広辞苑

表1

表1を見ると、国民の多くが時間にゆとりがあると答えている事がわかる。

時間のゆとりがあるという事を、広辞苑の余暇の定義である“自分の自由に使える、余った時間”があると当てはめる事ができる。

表1からわかることは、国民の7割近くが余暇の時間があるという事である。


表2

表2は、レジャー白書2017より“余暇活動の参加人口上位10種目”を抜粋したものである。

この表では、余暇の時間を利用して、人々がどのような活動をしているかを読み取ることができる。


表3

こちらのデータでは、この調査の先の問いである“生活に充実感を感じている”と答えた方(5960人)を対象に、どのような時に充実感を感じるかを尋ねた結果である。

黄色い線で囲っている部分をみてわかるように、生活に充実感を感じている人は余暇を過ごしている時間を選んでいる傾向がわかる

つまりは、余暇が充実する事と生活の充実は、密接な関係があると考える事ができる。

表4

こちらは、平成28年度のバリアフリー・ユニバーサルデザインに関する調査結果である。

老人ホーム等の高齢者の方の為の施設、官公庁や病院等の公共施設に関してのバリアフリー化が進んでいるのが表を見て読み取ることができる。

一方で余暇に関する「映画館・劇場」「ホテル、旅館等の宿泊施設」「飲食店、料理店等」のバリアフリー化は十分に進んでいない事がわかる。

結論

表1、表2、表3のデータからわかる事は、大半の国民は時間に余裕があり、その時間を利用して余暇を充実させている。

そして、余暇が充実している人は、日常の生活への充実感を感じている人が多い。

しかし、表4からわかるように、障害がある人の中には、充実した余暇を送ることが難しい状況であることもわかる。